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マリーゴールド

園内各所

ひまわりがそう呼ばれる以前には「太陽の花」としてこちらのほうが有名だったマリーゴールド。フレンチ、アフリカン、メキシカンの三種が有名で、当園にはフレンチ系を主に植栽しています。黄色〜濃いオレンジまで暖色系で輝くように丘を染める様は夏によく馴染みます。膝より下のコンパクトな草丈ですが、当園の抜群の日当たりと風通しの良さから沢山の花を咲かせてくれます。

マリーゴールドの名の由来は、聖母マリアの祝日にいつも咲いている花なので「マリア様の黄金の花」という意味で名付けられました。この祝日は宗派によって年10回程もあるので、一年を通して長く咲く花として知られていたことがわかります。
花言葉は「勇者」「変わらぬ愛」。

神話のなかに、カルタという少女が太陽神アポロンに恋をする有名な逸話があります。恋をしたカルタが朝日(太陽神)が昇るのを死ぬまで毎日野原で待ち続けたのち、魂だけの存在になって太陽のもとへ旅立った。その跡には1本のマリーゴールドが咲いていた。
勇者はアポロン、変わらぬ愛はカルタが連想される話です。